英国戀物語エマ第二期公式サイト
 
エマ 第一幕
 
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物語紹介

メイドに恋をしてはいけない時代がありました

田舎の保養地で生活していた家族が戻り、賑やかさに包まれるジョーンズ家。ウィリアムはというと相変わらずエマの事ばかり考えている。



だが父リチャードから夜の舞踏会に出席するよう命じられ、そこでキャンベル家の娘エレノアと出会う。今夜が初めての社交界というエレノアをリードしながらダンスを踊るウィリアム。その優しさと頼もしさに恋心を抱くエレノアだった。



数日後、婦人傘屋でエレノアと再会するウィリアム。そんな二人の姿を偶然にもエマが見てしまうのだった。華やかな衣装とエマの知らないウィリアムの顔は、違う世界にいるような気にさせ、何を期待していたのかと恥じる。



何も知らないウィリアムは、傘屋で買ったプレゼントを抱えエマに会いに来る。だがエマは受け取る事が出来ない。エマにとってはレースのハンカチだけで十分すぎるほどの贅沢だったからだ。



ようやくエマの気持ちを理解したウィリアムは、もう一度喜ぶ顔が見たかったのだと素直に謝る。身分など気にもしないただ純粋で真直ぐなウィリアムに微笑むエマ。また一歩、二人の距離が近づいていく。





ライム・リージズ
 

 ロンドンから南西に離れたドーセット地方に属する町。海辺の景観が名高い保養地。アニメではジョーンズ家の保養地として設定している。


ハロッズ
 

 1849年に小さな食料品店として開業した後、百貨店へと発展。現在ではヨーロッパを代表する有名百貨店として知られている。


社交界
 

 紳士淑女が交際する上流社会のこと。女性が社交界にデビューした場合、花嫁候補として売り出された事と同意になる。


ハウスキーパー
 

 人事・経理・総務を兼ねた立場で、その名の通り「家を保つ」役目を担う。また使用人の中でも上級に位置し、既婚未婚を問わず「ミセス」の敬称で呼ばれる。