英国戀物語エマ第二期公式サイト
 
エマ 第一幕
 
トップページ
キャラクター
ストーリー
エマ放送協會
商品情報
ご意見・ご要望
 
 
物語紹介


痛めた足がいまだに良くならず元気のないケリー。食欲も無くエマが作った朝食もほとんど残してしまう。ケリーを心配するエマは、形見である懐中時計の調子が悪いと聞くと、修理に出してみてはと時計を預かる。



時計屋からの帰りに、ウィリアムから届いていた手紙を読むエマ。そこには父を説得するというウィリアムの強い意志が書かれていた。



ウィリアムを想えば想うほど、階級の壁を感じ表情を暗くするエマ。そんな様子に気付き励ましの言葉をかけるケリー。だが、その身体は日に日に悪くなる一方だった。



久々にアルと二人で話をするケリーは、一つ頼み事を持ちかける。それはエマのことだった。エマの力になって欲しいという想いに、アルはそっとケリーの手を握る。



その頃、エマの手元に修理に出した時計が戻ってくる。しかしケリーのもとへ駆け寄るエマの目に映ったのは、深い眠りについたケリーの姿だった。いつも支えとなり救ってくれた、かけがえのない存在であったケリーの名を呼び続けるエマ、きっと目を覚ますと信じて…。





ハイドパーク
 

 ロンドン社交の中心となる公園。ロットン・ロウと呼ばれる騎馬専用の歩道もあり、シーズンの早朝には着飾った紳士淑女で溢れ返る。


テムズ川
 

 ロンドン市内を流れる全長346kmの川。19世紀のイギリスは上下水道の未発達な時代で、産業廃棄物や排泄物によって汚染されたテムズ川から取水をしていた為に、幾度となくコレラが流行した。


クィーンズイングリッシュ
 

 教養ある階層の人びとが話す英語。発音から使う単語まで、庶民とは異なる。


クラス
 

 社会的、経済的な状態によって分割された階級のこと。上流階級・中流階級・労働者階級という3クラスで見るのが一般的だが、各クラスの呼び名や線引きの仕方には諸説ある。


アフターヌーンティー
 

 午後の4時〜5時ごろ、軽食や菓子とともにお茶を飲むこと。19世紀前半に始まり、上流や中流のレディに広まった。友人を招待し、紹介しあい、噂話に花を咲かせる社交の催しである。