英国戀物語エマ第二期公式サイト
 
エマ 第一幕
 
トップページ
キャラクター
ストーリー
エマ放送協會
商品情報
ご意見・ご要望
 
 
物語紹介


ジョーンズ家を訪れたエマ。しかし、ウィリアムが不在のため客間へ通されることに。程無くハキムがやってくると、エマはロンドンを去ることを告げる。それはウィリアムとの別れを意味していた。



一方、いつもの骨董屋でエマが通りかかるのを待つウィリアム。一向にエマの姿を見つけられず佇んでいると、店の主人らからケリーが亡くなった事を聞かされる。初めて知ったあまりにも衝撃的な事実に、ウィリアムは悄然とした顔で店を出ていく。



ウィリアムを待つエマだったが、ジョーンズ家にきたことでやはり自分の住む世界とは違うのだと痛感させられ帰ろうとする。そこへちょうど帰宅してきたウィリアムが、思わずエマを抱きしめる。



一番大事な時に側に居てあげられなかった後悔と、申し訳ない気持ちからだった。それを見ていたリチャードは、堪えきれぬ怒りからウィリアムの頬を叩くと、唖然としていたエマに言葉を掛ける。それは一人の人としてさえ見られていないものだった。



ジョーンズ家から足早に去っていくエマ。追いかけるウィリアムの声も今のエマには届かない。ウィリアムは消えていく背中を、ただ見つめることしか出来なかった。





ジャコウ
 

 雄のジャコウ鹿の下腹部にある分泌腺からとった香料。強烈な香気を放つものほど品質がよいとされる。


メリルボーン
 

 ケリーとエマの住んでいる街。この地域ではタウンハウスと呼ばれる、連続して立ち並ぶ煉瓦造りの住宅が多く見られる。