英国戀物語エマ第二期公式サイト
 
エマ 第一幕
 
トップページ
キャラクター
ストーリー
エマ放送協會
商品情報
ご意見・ご要望
 
 
物語紹介

メイドに恋をしてはいけない時代がありました

19世紀末の英国。古くからの伝統への縛りと消えぬ階級意識の残る時代に一家の跡取り息子として育ったウィリアム・ジョーンズは、子供の頃に教育を受けた元家庭教師(ガヴァネス)のケリー・ストウナーの家を訪れる。



そして久々の恩師との再会は、新たな出会いをもたらす。ウィリアムはそこで働く家事使用人(メイド)のエマに恋をしてしまうのだった。



翌日もロンドンの街へ出掛けるウィリアム。ふと立ち寄った店から、通りを歩くエマの姿を見つけると、思い切って散歩へと誘う。そしてエマを喜ばせる事が出来ないかと、新しい眼鏡をプレゼントしたいと申し出る。しかし、今の眼鏡はエマにとって大切な思いの詰まった物だった。



結局、眼鏡の件を断ることにしたエマ。しかし、ウィリアムから何か欲しいものは無いかと聞かれ、レースのハンカチをプレゼントして貰う。レースを持つのが夢だったと嬉しそうに語るエマの顔を見て、ウィリアムもまた嬉しく感じていた。その夜、ハンカチに触れながらウィリアムをほのかに想うエマの姿があった。





ジェントリ
 

「上流」と呼ばれる階級の中で貴族に次ぐ地主階級をさす。
※「エマ教育ラジオ」第3回配信でフランシスとメアリが詳しく解説しています。


ガヴァネス
 

女性の家庭教師のこと。現代とは違い雇われた屋敷に住み込み、主人の子女の教育を行っていた。男性の場合はチューターと呼ばれる。


シノワ調
 

室内装飾や陶磁器などの「中国趣味」のこと。17〜18世紀のヨーロッパで始まり流行した。シノワズリ。


シーズン
 

上流の人々がロンドンで過ごす社交期のこと。春先から盛んになり、特に5月から7月にかけての3か月が最高潮となる。


メイド
 

女性家事使用人のこと。19世紀末英国の働く女性の中では、最大の比率を占めていた。
※「エマ教育ラジオ」第4回配信でフランシスとメアリが詳しく解説しています。