資金援助のため貴族たちに頼み込むウィリアム。しかし事態が好転することはなく、手帳に書かれた紳士の名前は減るばかりだった。そして時計の針はエマとの約束の時間をさしてしまう。 ついに手立てがなくなり、途方にくれる彼の前に一人の紳士が現れる。